創業者について
創業88年を迎えます。当時店の西側、汐入川から西は塩田でありました。創業者は私の母 白川コサト18才の時だったと聞いています。その当時は屋島でもミシンのある家庭は少なかったそうです。私の祖父が高松市内のミシン店から猫車で運んで買って来てくれたそうです。
母コサトは35年前に71才で亡くなりその後は私が白川衣料店を継いでいます。
母は商売が好きでとても仕事熱心でありました。
当時、既製服はあまりなく塩田で働く浜子さん達の仕事着やシャツ、モンペ等を縫って提供し喜ばれ大変よく売れました。
長年のお得意さまと共に
昭和30年頃からは既製服が増えてきて店でも仕入れた品がよく売れました。服地とか呉服とかも販売していました。
時代の流れでしょうか、最近は大型店も増え、店に置く品物も減していき今は長年のお得意さま、シニア向きの品物を中心に揃えています。又、注文して下さればフォローするようにしています。
「白川衣料店で買った品は長い間着ても着崩れがしないわ」と言ってもらえるとうれしいです。
最近はお客さまもシニア世代が増え、遠くの商店に買いものに行くのがつらそうで「近くに白川衣料店があるから助かる」という声を聞くと、私も高齢者ではありますがもう少し頑張ります。