創業者の思い出
1932年創業、創業者は祖父の 石井文一。
もちろん昭和7年ですので、日本全体が軍事統制に入っている頃ですね。
若い頃は気性も荒く(明治生まれ)家族みんな怖い存在だったようですが、反面陽気なところもあり誰とでも会話する、人懐っこいところがあったような…(常に背筋が伸びて、ちょびひげをはやし、黒のスーツを着ていた記憶があります)
元々、代々農業を営んでいたのですが、祖父は小さい頃から機械いじりが好きで、たまたまカメラに出会ったと聞きました。
幼い頃ラジオや時計などを分解して「よく親に叱られた!!」と笑いながら私に話していたのを思い出します。
仕事の喜び
写真撮影をしていて、屋島地域のみなさんはもとより、日本国内、海外において本当にその土地、文化、ことばの違いで空気感の違いを肌で感じてきた事ですね。
「ゆりかご」から「墓場」まで
人生の節目に携われるこの仕事は「勉強になるぞー」と私の小さい頃からよく、祖父に言われたのを今でもよく覚えています。
何と言っても、撮影した写真がお客様にとても喜んでもらえた時には、いつも心で「ガッツポーズ」ですね。
写真は時がたつ程にその人の人生と過去を写し出す鏡ですね。
遺影写真や病床まで訪問して撮った家族写真などは本当にこの仕事をやっていて良かったと思える瞬間です。
このページをご覧の皆さまへメッセージ
デジタルカメラやスマホの普及により、写真(動画)というものが一般的に別次元でとらえられて来たように思われます。
常に心がけているのは「1ショットを大切に、大事に…」
子ども写真館の過当競争には惑わされず、常に動いて「必要とされる会社、写真スタジオ」、デザイン性も含めた総合写真館でありたいと思います。