創業者の思い出
昭和37年7月15日、高松市常磐町にて 父、上村義信(弊社会長)と 母、上村スミ子(故人)が、当時は貴重品だった魔法瓶の修理店として、開業しました。
この頃はまだ少なかったマツダの軽ライトバンで、四国4県を訪問営業していました。
創業者の上村義信は、当時55年前に農協にお勤めでしたが、一念発起して商売の道に入りました。
ただ、まだ経験も無く、エアコンも無く、道路の舗装状態も良くない悪路をひたすら県外へ毎日150km〜200kmも、走行していたようです。
高知に到着すると、まずガソリンスタンドで、顔を洗い下着を交換しての得意先訪問だったのですが、当時は信用も無く、魔法瓶の修理は出してくれなかったようです。
最初の1本(修理品)を出して頂くまでには、1年近く掛かったようで、辛抱が必要だった様です。
父親は、親戚の叔父さんが、大阪で商売をしていて、これからの時代は、新しい事に挑戦せにゃいかんと、叱咤激励され、決意したようです。
私がこの商売に入ったのは昭和45年の万博の時で、創業時より8年も経過していたので、基盤も安定していて、他にあまり見受けられない魔法瓶の業界を面白いと感じました。
「屋島」と共に
地元に店舗を開業してから、屋島に古くから有るお店、また店主と後継者とのお付き合いの中、多くの可能性を感じました。
屋島には、全国的に有名な地名、弘法大師発祥の地、また源平の合戦等の学校の授業に出てくる事柄が身近に有る。この歴史的文化財を生かす、新しい商売の基盤を創り上げることが、我々の生き残りビジネスだと思われます。
また、父親(義信) は、農協より以前に流下式塩田でのお勤めもあり、屋島の塩の文化にも精通しています。
このことも、掘り起こせば屋島城の跡と同様に、時代の中に埋もれている文化を商売に結びつけるキーワードでしよう。
このページをご覧の皆さまへメッセージ
創業より25年が経過して、地元の屋島西町でのギフトビジネス、メロウハウスの開業で地域に貢献できると確信しました。
もっともっと、屋島を全国へ発信するためネットやホームページの活用次第で、凄い事が可能ですよ。
ネットショップ メロウハウス本店
http://www.mellow-house.jp/